スタンピング成形
概要
熱可塑性樹脂とガラス繊維の複合品や発泡シートを予備加熱後、上下の金型でプレスして、形状付与させる成形工法。
特長
・少量~大量生産の対応可能。
・1,300mm×1,800mm、深さ250mmに対応可能。
・表皮材との貼り合わせが可能。
・低圧成形軽量で耐熱性に優れる。
数量が多く、軽量化が必要で、それほど強度が必要ではない案件に最適
作業工程
シート、表皮材セット
樹脂シートと表皮材を成形装置にセットする。
シート予備加熱
樹脂シートを予備加熱して、シートを軟化させる。
プレス機にて成形
軟化した樹脂シートと表皮材を合わせた状態で、成形し、形状付与させます。
脱型
樹脂が硬化した後、型から製品を取り外します。
トリミング
製品の形状に合わせて、成形品の外周をカットします。
用途
キャビン内装用天井材
ポリプロピレンベースの強化樹脂と不織布を「スタンピング成形」により一体成形した製品です。